Esthetician for the mind and beautiful skin
When I asked her to open the front door, she said, "Hello! Owner Ms. Imai, originally from Osaka, moved to Kyoto by chance. She is a slender, tall, and natural person who runs her own private esthetic salon. She smiles without embellishment, saying that a combination of luck allowed her to open her own esthetic […]
発達凹凸っ子、ぼちぼちいこう
「発達障がいの子の保育経験がない」と保育園から言われ、<療育>に通っていると言えなかったポレポレの粟さん。保護者を元気したい、保護者が元気じゃなくちゃ始まらない。という思いで療育(発達支援)のサポート活動を行い、月に1回、2時間の大切さを実感しています。つながるのって難しい…でも、「救われたんです」と、交流会の参加者さんの声を聞くと、強い気持ちが湧いてくると、日々、健闘なさっています。会員制とか固定メンバーだけが集まるような、保護者会は苦手。風通しの良い、メンバーが生き生きと関われるような居心地の良い活動を目指しています。お母さんのエネルギー充電ができますように。京都にある、発達障がいの子・発達に凹凸(おうとつ)がある子どもの保護者が交流会する、小さな当事者家族の市民活動の様子、ご紹介します。 療育とは 児童発達支援は、障がいのある子どもに対し、身体的・精神的機能の適正な発達を促し、日常生活及び社会生活を円滑に営めるようにするために行う、それぞれの障害の特性に応じた福祉的、心理的、教育的及び医療的な 援助である。 (出典:児童発達支援ガイドライン/厚生労働省から抜粋) ポレポレはスワヒリ語のゆっくり、のんびり。 発達凹凸っ子の保護者会ポレポレの代表の粟さんは、宮崎県のご出身。ご結婚後、大阪や京都に引っ越して、タフに仕事をこなしながら、子育てに邁進していた矢先。「まさか、自分の子が障がいを持って生まれるなんて…」状況に迷いながら、どこまででも「醜くなっていく自分(黒い感情)」に腹を立てながら、人としてのいろんな感情と向き合う子育てを突きつけられ、それでも一人でもがき、終わりの見えないようなトンネルの中で、孤立していたそうです。他人のSNSを見ては羨ましく思ったり、息苦しさを感じながら、行き場のない子育てに絶望すら感じていました。でも粟さんは、お子さんのユウトくんのためにも決して諦めません。もともと、一匹狼のようなところもあり、自由にいろんな機関から有益な情報をもらおうと、情報収集に奮闘し始めます。次第に、職場のご縁などもありながら、福祉サービスなどの関わりが自然と生まれていきました。 他の子たちのように、対応してもらえない憤りや、やるせなさ、不安な気持ちの先で、たどり着いたのは「私は自分は社会を変えるような、すごい人(戦う人)なんかになれない。でも、普通の人だからこそ、困っているママたちの相談に乗って、つなげる役割をしたい」ということでした。 一人ずつ、会って話すうちに、会を作ってしまえ!と、2019年、発達障がいの子どもを育てる母親が療育終了後も保護者同士で繋がり、交流・情報交換ができる場所を求めて、会は発足しました。情報発信には、主に公式LINEを使い、地域で顔の見える関係づくりから行っています。参加者の皆さんが、運営側に回ってくれるという嬉しい流れも出てきています。発達凹凸っ子と共に生きている、みんなの、小さいけれど、確かな居場所になった瞬間でした。 初めての人同士って緊張するよね 交流会は当事者の保護者5名で運営をしています。会員制・会費制を設けず「ポレポレ=ぼちぼち、のんびりいこう」をモットーに活動しています。ポレポレ会では、初めての方には<お約束ゴト><自己紹介><事前アンケート>をお願いしていますが、常連メンバーさんとの距離を縮める意味でも、みんなが気分良く、主体的に関わっていけるように、プライバシーのことや批判的なご意見についても、すごく気を使っているとのことです。知りたいことが分かる。運営側の願いは、いつだってシンプル。会のみなさんへの共感と明日へのパワーを与えることです! ◆事前アンケートの一部◆ ・転校してからのお子さんの様子、コロナ禍での先生との連携について ・小学校学年中から、初めて児童精神科を受診する場合、子どもへの説明の仕方について ・中学校から普通級へ転籍後、クラスの子ども同士でのコミュニケーションの困りについて ◆お話し会での質問など◆ ・福祉事務所と児童福祉センターの申請先が違うのでややこしい ・日頃のモヤモヤを解消したい ・放課後等デイサービスについて知りたい ◆交流会後の参加者より◆ ・得意なことを一緒に見つけてくれる場所だった ・得意・不得意なことについて一緒に考えてくれる ・うちの子は“お悩み相談室”だと思っている ・保護者同士のリアルな福祉への疑問が聞けて良かった ・どの方のお話も「うん、うん」と心の中で頷けた 場づくりや専門知識をさらに ポレポレの会では、保護者同士のピアサポートも大切にしていますが、正しい情報を得ることも重要だと考えています。年に2回、臨床発達心理士、発達相談員を招いた交流会を行っています。ずっと保護者だけで交流会を行っていた時、難しい課題であったり、専門性が必要な相談内容について、保護者同士だけでは解決の糸口を見つけることさえも難しいことがあったそうです。この専門家の方をお迎えして一緒に交流する機会は貴重です。なお、福祉サービスが国や都道府県、市町村などに縦割りになっていたりして、ややこしいことも多いので、法的な角度から知識のある男性の保護者さんからも、貴重な意見が交換されているそうです。 ボランティアの難しさ 会員制じゃないです!参加費ありません!聞こえは本当にいいのですが、運営側はいつも「お金と人手」について悩んでいます。最近では京都ライオンズクラブより助成金の採択されましたが、いつだって運営は大変とのこと。今後は、家族交流イベントのように、子どもが子ども同士で遊べて、それを見守りながら保護者たちも立ち話ができるような場所も作りたいそうです。ただ、発達に凸凹がある子どもたちは、友達を作ること自体がすごく大変みたいです。会の展開も、ポレポレ(ゆっくり)式に、進んでいけらたいいですね。 勇気の一歩こそ 繋がりたいけど、縛られると疲れちゃう。そんな方たちに、ゆっくり寄り添いたい会がここにあります。地域で子育て支援を行っている会場(中京社会福祉協議会や中京いきいき市民活動センター、ひと・まち交流館京都など)で開催することで、プライバシーを守り、育児に不安がある保護者が安心して気持ちを話すことができます。 凸凹っ子育児中のみなさん。人には言いにくいような悩みを、知らない人たちと共有するまでには、かなり勇気がいることは百も承知です。特に、グレーゾーンと呼ばれる子どもは「社会的排除」の状態にあり公的な支援を受ける壁が高いですが、ポレポレの会では、そのような保護者へも、役立つような情報を届けることができます。勇気のある一歩を踏み出した先に、「みんなで分かり合える気楽さ」がきっと、待ってますように。「こんな所なら、また行けそう!」粟さんが、明るい笑顔でお待ちしています。 発達凹凸(おうとつ)っ子の保護者交流会 ポレポレ 代表者 粟 絵美(あわ・えみ) 連絡先 kouryuu.porepore@gmail.com 公式LINE ID @055neyyq SNS https://www.instagram.com/porepore_kouryuu/
人の土台を詠むマヤ暦の伝道師
今いる場所と時間の流れとは全く違う場所。古代の暦「マヤ暦」に魅了された貴音(きおん)さんは、いつも穏やかに人生の物語に耳を澄ませます。 ご自身は周りからよく「不思議ちゃん」と呼ばれる、とニッコリ。そんな周りとは裏腹に、学者気質を持つ彼女の語り口は、誠実な人柄と知識を裏付けています。人生の吉凶などのサイクルを読むといった<占い>とは全く違って、古代マヤ暦から「自分らしさ」への答えを見出した、西院の母の本質に迫ります。 自然と人間の体のリズムに調和するカレンダー マヤ暦の生年月日によって導かれるストーリーは、変わることがない。一度、自分の土台を知れば、ずっと自分の指針のように使えるのがマヤ暦だそう。毎日の星占いに振り回されるのではなく、自分が迷った時、何どうすればよいか分からなくなった時、ふと読み返してみることができるなんて、素敵ですよね。本来の自分らしく自然体で生きられるようになる、カウンセリング的要素が多いのが貴音(きおん)さんの愛するマヤ暦です。 運命的なマヤ暦との出会い 個人的にお酒や音楽が好きな貴音(きおん)さんは、ある日、行きつけのお店のオーナーさんから「おもしろいよ!」とFMラジオ番組でコーナーを持つ、マヤ暦の方を紹介されます。占いではなく、統計学のような「マヤ暦」というものに興味を持った貴音(きおん)さんは、初リーディング(個別相談)をさっそく体験。 自分の持って生まれたストーリーや、人生の転機のタイミングなど、実生活でもシンクロする感覚がめちゃあるなぁ…と衝撃を受けます。それ以降、持ち前の探究心から、自分自身のためにマヤ暦を学び始めます。 今もマヤ語を話す民族はいますが、主に古代のマヤ人が使用していた1年を260日とする暦カレンダー。周期でいうと、0歳から52歳で当てはめて算出される人生のサイクルに魅了される日々がここから始まります。マヤ暦には、それぞれの日に特有なエネルギーがあって、人はその日を選んで生まれてきているため、それによってその人の特性を見ることができるそう。 #キーワード マヤ文明は、メキシコの南東部、グアテマラ、ベリーズなど、いわゆるマヤ地域を中心として栄えた文明のこと。ここでは、高度に発達したマヤ文字をもつ文明だったとされる。マヤ文明の多くの都市にはピラミッドが建設されていた。ただしエジプトのものとは違い、上部に神殿が建設されており、その土台としての性格が強かった。 集中力ハンパない マヤ暦の運命は決まっているのだから、誰にリーディングを頼んでも同じか?というと、それはNOです。貴音(きおん)さんは「情報をどう伝えるかは、伝道師次第。」とキッパリ。持って生まれた土台のエネルギーの数値的な側面は誰がチェックしても同じですが、師ごとに理解の仕方が違っているので、語り次第で、ストーリーの焦点が違ってくると言います。 貴音(きおん)さんのリーディングの特徴は、言葉をしっかり選んで、その人に分かりやすく伝えること。ただ、認めたくない、と結果の理解に対して、しんどそうに感じる相談者さんの場合、意図や背景を察し、少しでも楽になってほしいと、その想いを共有すること。 必要ならば「遠回し」に伝えることもあるそうです。毎回毎回、ものすごい集中力が必要になる仕事でもあるのです。一番難しいと感じるのは、リアクションの少ない方で、違和感のある点やまさにそうだというような、反応を見せていただけないと、実りある時間にならないケースもあるので「正直であること」を意識して臨むと良いそうです。 マヤ暦は、それぞれの特性を知ることで、相手を理解し、尊重することができるようになるので、人間関係が円滑になる効果もあります。また、人と人の関係性を見ることで、より深い縁を再確認することもできます。家族や結婚相手、職場のメンバーなど、組織の単位で見てもらうとそれぞれの役割分担がわかり、より効果的とも言われています。子供の長所をのばしたり、うまく社会生活で振る舞いができるようになったという人も! 実際のリーディング マヤ暦を活用して、ママたちの子育て不安を減らしたり、夫婦関係の改善や、職場でも自信にもつながるような形が理想。幅を広げて、マヤ暦を活かせる機会はたくさんあります。ただ、実際のリーディングの場面では、たとえば、貴音(きおん)さんの元を訪れた方の話ですが、ご自身の娘さんの性格のことや婚期の心配など、娘さん自身の相談の持ち込みに話の中心が移ったことがありました。 ゆっくり傾聴する中で、貴音(きおん)さんの判断は、「この話の根底に、まず母親が、娘と自分との持って生まれた素質の違いを理解するべきだ」と感じたそうです。マヤ暦の基本は「自分とまず向き合うこと」。なぜ、娘さんの心配の方へと、先に意識が行ってしまうのか。その点につき、母親の持つ、土台のエネルギーについてさらに伝えて、結果的に理解が深まったそうです。性分から使命、課題へと三角形にしっかりと積み上げていく手法。丁寧に、その人の人生を読み解く師として追求する姿がここにあります。 マヤ暦から判断される人生のストーリー 「青い夜」……夢を叶える力が強い、夢や希望、オリジナルティ、豊さ、成功、感情のコントロール 「黄色い種」……知識、知恵、専門力、クリエイティブ、追求する、社会に貢献 「赤い蛇」……勝負、粘り強さ、本能、直感力、バイタリティ、真実の追求 「白い魔法使い」……純粋、赦し、受け入れ、スピリチュアル能力、芸術的才能、夢を形に、人の苦しみや痛みを和らげる 「赤い地球」……優しいリーダー、地球環境、仲間意識、絆、つながり、義理と人情、自己表現、情深い いろんな特徴があり、さらに13種類の「銀河の音」なども組み合わされます! 時代を読み解く 世の中の流れでコロナが訪れた年は「白の時代」へと入った、試練の13年間の時期だったと語る、貴音(きおん)さん。忍耐の日々を抜け出る時まで個人の方向性をしっかりブレずに保ちながら、自分と向き合った毎日を送ってほしいと願ってらっしゃいます。 どこかでスクールを開講するでもなく、単発のイベントや個人リーディングのみで活動なさっている、みんなに身近な西院の母、貴音(きおん)さんは、みなさんのリアルの人生ストーリーの相談役にもなってくれますよ! マヤ暦 詠む人 貴音(きおん)090-6244-1637 LINE ID : kion7
家づくりは真剣勝負
「地域の工務店」としての使命がある。家づくりで自分たちだけしか、お役に立てない「役割」というのが必ずある。大手建設メーカーとは一線を画し、創業から40年以上も地元密着で生き残ってきた「町の工務店」の看板社長の馬越さんは、フットワークの軽さでは近所の工務店の中でもダントツで有名です。ヒアリングを重ねに重ねるのがモットー。お客さまとの、理想の住まいづくりを実現するために毎回、「真剣勝負」で取り組みます。「住まい」という一生で、一番、高額な買い物。誰と、どんな風に「つくっていく」のか、想いが込められた、顔の見える「家づくり」いろんな手法や選択肢があるという「暮らし」のストーリーをお聞きします。 良くも悪くも「残り続ける」成果物 屋号「ハウジングホース」は馬越さんのネーミングそのもの。第一印象でも覚えやすく、気さくな人柄で、誰とでもすぐに打ち解け、現場に直行してくれることで評判の社長さんです。最近はすっかりマンションの建設も多くなった、京都市内の西院エリアですが、地域の工務店として「戸建て」住宅も重点的に手掛ける、ベテランの仕事を見せるハウジングホースさん。 馬越さん:われわれの扱う「モノ」は、良くも悪くも、答えが「残ってしまう」。近所の人からも目を引き、良いものはずっと褒め続けられるし、納得のいかないモノとして残ってしまうと、「あそこは…」というように、噂されてしまう業界です。「建てる」にしろ、「直す」にしろ、資金・時間・情熱も、かかる。簡単じゃない「暮らしのプロセス」を、一緒に手掛ける者として、大切に考えていることは、敢えて、目前の解決事ではなく、後あとのことを考えた提案をするようにしています。 住まいの相談役という自負 Q 1 後あとの話というのは、具体的には、どんな経験談があるのでしょうか? 馬越さん:例えば、二世帯住宅の話ですが、当初の聞き取りの段階では、お客さまの意見としては、基本的な生活は一緒にすることが多いから、キッチンやお風呂の位置や個数についても「一緒で大丈夫」と言われていたとします。しかし、それは現状がそうなのだという話であって、家族の他の方々は遠慮して本当の気持ちを話していないかもしれないし、長期的な目線から、デザインをしておく必要がある。私の場合は、玄関のドア数やトイレ位置など、生活の動線の話を深く掘り下げて、再度、家族の皆さんに聞き取りを行います。 Q 2 後になって、こんなはずじゃなかったというのが一番辛いですよね。 馬越さん:予算からのデザインではなく、「住まい相談」から、工務店の仕事は始まります。私の関わる家づくりによって「幸せになってほしい」のです。最近は、世代間でも「暮らし」のスタイルも変化してきているので、家族構成員の全員が気に入る、長期的に考えたトータルな判断をお願いしています。 Q 3 地元ですぐ駆けつけてくれるのが、ハウジングホースさんと言われていますね。 馬越さん:こないだ、女性のお一人住まいの方から電話を頂いたのですが、タンスが壊れたようだから、見にきてほしいと頼まれました。小さな仕事でも、何か住まいに不具合があると、お電話がかかってきますよ。ちなみにこの方、タンスの棚の入れ間違いだけだったので、大工を呼ぶ必要なく(お代金も発生せず)無事に解決しました(笑) Q 4 まさに町の工務店が必要な理由ですよね。 馬越さん:エアコンや電化製品など、大手量販店やネット注文でき、消費者自身で購入して取付までできる時代にはなりましたが、京都にはまだまだ高齢者の方の住まいも多く、故障した時の対応が必要だったりします。受付センターに連絡したり、メーカーに問い合わせたりもできない人も多いです。とくに最近は、ぼったくり業者から、高額で売り付けられる被害なども聞いています。やはり顔見知りの関係性から「何か家の問題があれば駆けつけてくれる人」が必要です。安心してくださる姿を見て、こちらもホッとします。まだまだ地域には、私たちのような「住まいの相談役」が居なくてはと思います。 京都特有の土地や形状デザイン「建てる」 京都は独特の狭小地があったり、風致地区や防火地域など、制限の多い場所での家づくりをすることも多いです。ハウジングホースは、11、58坪の小さな敷地に、開放感のある家を建てた事例もあるそう。土地の形状の特徴を考えて、デザイン案を出すのが基本になります。特にコミュニケーションを重視した空間設計には好評で、子育て世代の戸建てを手掛ける際には、モミの木を建材とした住まいづくりの提案もしています。立派な個室よりも、家族と触れ合いが自然と生まれるような、温みのある生活を充実するなど、さまざまな角度からデザインを検討しています。 ■モミの木を使った家 森の中を散策していると、少しひんやりとした、かすかな木や草の匂いがしませんか?建材の中でも、モミの木は森林浴に活用され、爽快感や清涼感を私たちにもたらしてくれます。古くから精油が採取され、 浴用剤、石鹸香料に利用されるなど、いろんな用途で利用されています。 “現代では、テレビやゲームなど一人で楽しむ娯楽が増える一方、コミュニケーションの不足はよく問題視されています。そこで、あえてテレビは隠してしまおう!という試みも、真相はコミュニケーションを重視したからこそ。左右に可動するマガジンラックで、テレビを隠すことができる大きな書庫の利用と、手に届く位置に子どもの大好きな絵本を置くことで、コミュニケーションをとりつつ、子どもが一人の状態になっても、自ら読み学習することが出来ます。モミの木の集中力向上効果が、最大限に発揮される優れた構造です。”(モミの木を使った家づくりHP) ■京町家・古民家再生 ただ現代の生活様式に合わないからといって、取り壊されていく古民家。何世代にもわたって受け継がれてきた愛着のある暮らしや独特の木の温もり、それらは何ものにも代えがたいものではないでしょうか。良き日本の伝統と建築の技を生かしつつ、現代の生活にもマッチした、古民家の再生を提案にも自信があります。 まるで新しく家を建てたような「リフォーム」 馬越さんの取り組むリフォームの特長は、お客様の「もっと快適で便利に」をご家族全員の目線で考えること。そして、その実現に向けて、お客様とじっくり時間をかけてプランを練り上げていくことにあります。家族の一員になったように、楽しみながら、施工の段階からお客様と一緒に住まいづくりを進めていきます。既存の家を生かしながら、まるで新築したかのように再生することもできます。 レトロな和の趣を残してリフォーム 趣味も満喫!狭小地でもくつろぎの家 モミの木+防音の家 ステンドグラスで華やかに彩られたお家 老後も快適に!シンプルで機能的にリフォーム 京町屋に洋風のイメージを取り込みリフォーム リズミカルな幾何学デザインのお家 目の前で、徐々に理想がカタチになっていく。わが家がどのように変わっていくか、それを見るだけでも楽しくなってきますよね。どんどん、ご家族が幸せになっていく、そんなリフォームを目指しています。壁側にあったキッチンを空間の中に持ってきたり、階段の位置を変えるなど、ガラリと印象を変えることも可能です。一方で、キッチンだけやトイレだけなど、小さなリフォームでも、将来を見据えてアドバイスしますよ。 ーハウジングホース馬越さん 地域密着型の工務店として ハウジングホースさんのような工務店は、大手のハウスメーカーとはシステムが全く違います。地域の工務店さんは、社長や経営陣の考えがそのまま現場にも反映されます。つまりメリットは「自由度・融通がきく」こと。ハウスメーカーへの受注は、広告費や店舗維持の経費などが入ってくるため割高になるかもしれず、「コストパフォーマンス良し◎」といえます。「家づくりを隅々まで決められる」というのも、ハウスメーカーでは複数のパターンの中から選ぶということが多いですが、工務店ではそういったことがないので、建材や設備の数だけ選ぶことができます。まさに自分の家をつくる、という覚悟で一緒に仕事できるのは「地域密着」だからです。 ハウジングホース発行「うまちゃん通信」が楽しい 取引先にもご近所の知り合いの方々にも、一度、縁を結んだ皆さんと交流を続けるのが馬越流。住まいのかわら版『うまちゃん通信』を手がけています。 誌面では、新しく手がけた物件の施工ニュースはもちろんのこと、暮らしの季節に関する話題や一般のニュース情報など、地元の生活情報を配信していて、なんともユニーク! 気さくな人柄に信頼のアツい馬ちゃん社長にぜひ暮らしの相談を気軽にしてみてくださいね。 建築・リフォームの工務店 株式会社 ハウジングホース 住所 〒604-8841 京都府京都市中京区壬生東土居ノ内町2 電話番号 075-311-5595 HP http://www.housing-horse.com/corporate/ SNS https://www.facebook.com/hhorse5595
環境系ウェルビーイングな生き方
最近、注目される生き方「ウェルビーイング」ー幸福で肉体的、精神的、社会的すべてにおいて満たされた状態。この言葉にピッタリな京都の環境活動家 Yuko Taketaniさんをご紹介します。#環境問題#SDGsなど、わたしたちが抱えている問題は大きすぎて「自分ひとりの力なんて、何をしても変わらないかもしれない」そんなことを少しでも立ち止まって考えてみたい人には、一度でも彼女に出会ってみてほしいです。まさに、草の根ですが、自分たちが「暮らす地球」の中で、心地よいスタイルを追求するということ。それも、できることから、少しづつ。志をともにする仲間たちと一緒に。一歩づつ。 暮らしをクリエイトする 畑を耕したり、環境に配慮したイベントやキッズワークショップなどを企画をしながら、4歳の息子さんをホームスクーリング中のYukoさん。ご自身のライフスタイルは「ヴィーガン」を選択し、ゼロウェイストなイベントやワークショップも主宰なさっています。活動家のイメージというよりは、自分の道を信じる実践家。 感じるままで良し。と自然体で信じた道を進む生き方というのは、幼い頃から様々な国籍の人たちと交流していたことがベースになっています。英語にも興味を持ち、高校からインターナショナルスクールに。ハワイ、オーストラリア、バヌアツなど、海外生活を経験し、息子さんといろんな国を訪問なさっています。そう、Yukoさんの環境活動(人生活動)というのは、オープンマインドで優しい息子さん抜きには語れないのです。 「僕は寝るからママ仕事してね」と息子さんからのエール。落ち込む時や、ツラい時も、励ましてくれたり、支えてくれたり、二人三脚で活動しています。親子の絆こそ、多様な活動を可能にさせる原動力になっているのでしょう。 環境問題の話なんてつまらない。お肉を食べないなんて、どうしたの?と言われる度に、正直に言うと孤独でした。でも、たくさんの愛を毎日与えてもらいながら、わたしのエネルギーとなり、やりたいことが実現出来ています。ーー温かいメッセージをいただき、わたしはひとりじゃないんだと、改めて気づかせて頂き、新たなチャレンジに挑むことができます。(YukoさんSNSより) つながりが循環する「サーキュラーKYOTO」 Yukoさんの立上げた活動の中で、一番、印象的なのが「サーキュラーKYOTO」。鴨川のゴミ拾い、ヨガのアクティビティ。ゼロウェイストを目指した環境系イベント「Green Future Kyoto」などがあり、京都でムーブメントが盛り上がっています。 無駄やゴミをなくすという意味の「ゼロウェイスト」を文句に、イベント当日は会場のフードでは、タッパーや瓶、タンブラー、お気に入りのお皿、カトラリー、マイバッグなどを持参する人々が集まってきます。参加者を見てみると、エコイベントに通う習慣のある海外ゲストや地元で環境に配慮しようとする意識の高い方々、オーガニックマーケットを出店する方々、手作りのエコグッズ、フェアトレードを推進するブースなど…京都で「エコに興味を持つ人がつながる場」として役目を果たしています。 イベントが終わったあと、山のように溢れ出ているゴミ箱を見ることもしばしば。食べ終わったらすぐに捨てて、ゴミとなってしまう容器や袋ですが、ちょっとした意識一つで、変わることも事実。紙も大切な資源のひとつですもんね。 ちょっと補足の#キーワード サーキュラーエコノミー(循環型経済)とは、大量生産・大量消費・大量廃棄を前提とし、気候危機や生物多様性の喪失など様々な負の外部性をもたらす「Take(資源を採掘して)」「Make(作って)」「Waste(捨てる)」というリニア(直線)型の経済システムに代わる新たなシステム。 ホームスクール自主保育を広めたい Yukoさんのナチュラル思考が、共感を呼び、教育スタイルでもオリジナルな動きを見せます。自然の中で、のびのびと、自分たちの力で子育てがしたい。京都発フリースクールのような「学校」でも「団体」でも「組織」でもない、ホームスクール@barefootkids_kyoto コミュニティを友人と一緒に立ち上げました。 京都を拠点に「みんなでみんなのこどもをみる」自主保育と教育の活動がスタート。わらべ唄を歌ったり、自然の中での運動やあそびの伝道師を招いたり…自由な感じのプログラムに思わずほっこり。 幼稚園、スクールなどに通ってるお子さんも参加できます。いろんな子どもたちが、入れ替わり立ち替わりサークルのように一緒に楽しむ「ゆる~い」コミュニティ。暖かくなって、顔が見慣れた頃に、みんなでお山登りも始めたいなぁ。そんな感じで、楽しくて負担のない、コミュニティ運営をしています。 子育ての悩みや想いをうまくシェアできない人もいたり、思い通りいかないこともたくさんあるけれど、子どもたちはいつもピュアな笑顔と愛をたくさんくれるから、子どもたちの未来のために頑張ろうと希望が持てる。 かけがえのない子どもたちとの時間は限られていると感じませんか?とくに、幼少期における子どもとの絆の時間というのは、何にも変えられない価値があると考えているのがYukoさんです。「集団」「団体」に身を置いているだけと感じて、何か物足りなさを感じるママさんやパパさんには、このコミュニティと相性がいいはずです。 太陽や自然の光を浴びながら、緑を転がりながら、大人も混ざって、お友達ともたくさん一緒に過ごせる自主保育こそ、次世代の教育の可能性が見えるかもしれない。でも、「教育」なんてそんな大袈裟なことを、旗振りして訴える訳でもなく、愛する子たちが自然と戯れて<遊べる場所>を守りたいだけだと、活動の意味を見出しています。 @barefootkids_kyoto より Yukoさんたちの環境活動の主軸ツールはSNSがメインになります。タグだけ見ていても、もはやジャンルなんて、なんでもいい。という感じがよく分かるので、自由な感じです。#育自 #自主保育 #ペアレンツサークル #キッズサークル #野外保育 #自然保育 #オルタナティブスクール #パブリックスクールなど、いろんなキーワードで共感してくれるメンバーを募集しています。 笑顔に答えがある~Yuko式「地球へ愛と責任」 実際に会うと、こんがり焼けた肌に、ナチュラルな笑顔が印象的なYukoさん。一般社団法人日本ヴィーガン協会の理事も兼任しながら、「好きなこと。譲れないこと。それを信じること。」いろんな意味で、女性の生き方としても肩を押してくれそうな気さくな方です。 「地球へ愛と責任」意味を、個人レベルで考えた結果、少し行動に移してみた。そして、その流れで、自然と無数に広がってきた仲間たち。京都で暮らしながら、環境活動を草の根で続ける、人生の歩みそのものが「まるで自然」そのもの。勢いに乗って、協力を得られるタイミングで、活動を拡大していくという答え。エコ系だけに限らず、コミュニティを運営する上での、共通のヒントが散りばめられているような気がします。 「ボランティアでここまで活動するとは思ってもいませんでしたが、多くの人の協力で、地球のために何かできるようになりました。私たちを取り巻く資源を大切に管理し、自分たちだけでなく、共存するすべての生き物のために、健康でクリーンな環境を支えることは、間違いなく今後も続けていこうと考えています。それぞれで考えていることをシェアしましょう。」---サーキュラーKYOTOよりーー 豊かな自然環境や生物の多様性が失われつつあることから、「私たちの環境」が重要課題であることに気がつき始めた人も多いでしょう。バランスの欠如が危険であるため、SDGsが掲げられている現在ですが、こんな風にYukoさんも、本気で子どもたちの未来を考え、本当に大切なことを守り、ブレずにできることを実践しています。彼女の挑戦はまだ始まったばかりです。 環境活動家 Yuko Taketani さん sunshineleis@yahoo.com
愛され続ける「まちのアート工房」
街のアート画材屋さん 暮らしを彩るモノって、ありますか?家の隅に緑を置いたり、好きな雑貨や家具に囲まれて暮らしを豊かにしたり。京都市右京区の西院エリア、イオンモール五条の近くに、小さなアート工房はあります。クラフトワークスKYOTOが提案する、絵の具を使ったアート活動でオリジナルグッズ作りはとっても愛に溢れています。 オリジナル布専用絵の具「くらカラー」を使って、毎日の生活を「ちょっと楽しく」する、お手伝い!「京都」の地で、人とのつながりを感じながら「手描き工房」を続けていく意味があるといいます。2021年9月に10周年を迎えた「クラフトワークスKYOTO」。みんなの「マイデザイン」を見守る、街のアート発信所をご紹介します。 職人気質スタッフと共に個人商店を旗揚げ 東日本大震災の年の8月31日。代表の片寄さんは、それまで友人と17年間共同経営していた会社を閉鎖し、翌日9月1日に現在の同じスタッフと一緒に「クラフトワークスKyoto」をスタートさせました。 経営としては、山あり谷あり。「来月の家賃と給料どう工面する⁈」と言う局面も何度もあったそうです。それでも続けて来られたのはスタッフ全員の「やっぱりすごく手描きの仕事が好き!」という気持ちのおかげ。 スタッフ同士が、午前中ずっと「おはようございます」の挨拶しかして無い⁈と言う事もある位で、工房では黙々と手を動かす作業や、柄や配色の考案に集中していたり、注文の発送の準備など、それぞれの担当分野の仕事をこなしています。 プロフェッショナルな雰囲気の漂う工房ですが、仕事では意見が食い違い熱い話し合いもたまにあったり、馬鹿らしい事で笑い合うこともあります。静かな職人気質の集まり「クラフトワークスKYOTO」さん。制作や加工の醍醐味は、失敗出来ない緊張感や完成後の開放感にあるといいます。 毎朝仕事に行くのが楽しくて仕方ない♪ 好きな仕事で日々の生活が出来ている私たちって 幸せやなぁ!ありがたいよねぇ!」 クラフトワークスKYOTO代表 片寄恵美子さん 個人商店の旗揚げから10周年を迎えた今も、更なる新分野に挑戦し続けています。 洗濯しても色落ちしない魔法の絵の具 クラフトワークスKYOTOさんは、洗濯しても色落ちしない、塗った後も生地がやわらかい、布専用のアクリル絵の具を販売されています。例えば、白い生地に適した透明水彩絵の具〈白地用〉や黒い生地にもぬれる不透明水彩絵の具〈黒地用〉、メタリックな光沢ある金銀パールカラーなど、カラーはなんともバラエティー豊か! 使用後の絵の具も、水洗いできる水溶性タイプなので、混色や水で薄めることも可能です。グラデーションやぼかしなどプロのテクニックも楽しめる画材なので、遊び心あふれる作家さんをはじめとして、オリジナリティを楽しむ子どもたちまで幅広い人々から「魔法の絵の具」は必要とされているのです。初めての人もトライしやすいように、「らくがキット」として販売もしているので、学生さんたちのアイデアが光るTシャツ作りも多いです。 無駄をなくす独自の販売スタイルを確立 絵の具といえど、存期間が長くなると分離されてしまい、本来の「塗りやすさ」が損なわれるそう。よく聞くのは、画材や雑貨屋さんで取り扱いの絵の具では、長い間、売れていないと固まっていることもしばしば。クラフトワークスさんの場合、買われるかどうかもわからない場所で、商品を並べ無駄に売れ残りができてしまう状況は好ましくないと考えているようです。 できるだけ必要な分だけを製造し販売することに重点を置きながら、ごみ削減で環境にもやさしい取り組みを目指して「限られた資源・ムダのない製造」を心がけることに気をつけています。注文後に、スタッフが直接、出荷前の品質を確認して販売するスタイルを徹底しています。 子供の夏休みの宿題にも!広がる制作の輪 オリジナルの布専用のアクリル絵の具「くらカラー」は、子供たちのエコバックや、手描きTシャツなど、ハンドメイドクラフト制作へ繋がっています。チャリティーにも意欲的で、東日本大震災の被災地、岩手県大槌にある「こども夢ハウスおおつち」の子どもたちとの関わりも大切になさっています。 京都府南丹市での保養キャンプの「ゴーゴーワクワクキャンプ」では、Tシャツ・手ぬぐい・バッグ等のイベント制作に携わったり、どんどん、外へと出掛けていく画材屋さん。お客様の制作例や、商品の紹介、イベント参加の紹介などを定期的にhttps://ameblo.jp/craftworkskyoto/ ブログで発信もなさっています。京都でアートでコミュニティが形成されていく現場に「クラフトワークスKYOTO」の姿あり! B toBからB toCの世界へ挑戦 西院でカラーのTシャツ画材を扱っっていらっしゃるお店の中で、ダントツの信頼を受けている代表の片寄さん。オリジナル布用の絵の具「くらカラー」のネット販売をはじめとして、最近、立ち上げたオリジナル手描きTシャツ「HIBIGI・日々着」ブランドを立ち上げ、まさに、B toBからB toCへと活動の幅を広げていらっしゃいます。「廃棄ゼロ」で、無駄のないモノづくりを追求し、大量同一のプリントシャツから脱却「自分らしい」服を目指している「クラフトワークスKYOTO」の精神性に、共感するアーティストさんが多いのです。 代表 片寄恵美子さんの世界観 オリジナル手描きTシャツ「HIBIGI日々着」の新アイテムとして今企画しているものがあります。「京都で全部の工程を完了させる」つまり、「京都謹製のシャツ」の制作です。この業界でやっているといかにクオリティの高いものが安いルートで作れるか?と模索して動くわけですが、優先順位の一番に考えたのは、京都の繋がりの中でものを作って行きたい!と言うことでした。 今はラインやスカイプで海外とでも企画のやり取りができる時代にはなりましたが、意外と知らないご近所の凄い人っていると思いませんか? まずは近くの人たちとのコミュニティが元気で楽しいと、そこからまたひとと人との輪が広がり、おもしろいケミストリーが起こったりしますよね。必要な情報や条件だけで選択するのではなく、ひとと人との信頼関係で繋がっていく、モノ作り。なんか有機的で良いな、と感じるこの頃です。 作家さんからも、子どもたちからも、愛され続ける「アート工房」としてあり続けること。出会いや縁に感謝の心を持ちながら、事業運営されている姿に、エールを送っているファンも多いです。オリジナル制作の機会があれば、「クラフトワークスKYOTO」の存在を思い出してくださいね。 アート工房 クラフトワークスKyoto 住所 〒615-0034京都府京都市右京区西院西寿町12松原マンション1F 電話番号 075-311-1488 施設情報 画材キットのインターネット販売/布・皮製品のプリント加工業 ホームページ http://www.craftworkskyoto.com
愛犬のもう一つの家。もう一つの家族。ペット業界サービスの新しい風
壬生のワンちゃん笑わせ隊 癒しを求め、犬を家族に迎える家族が増えています。京都市中京区壬生東土居ノ内町にあり、阪急線及び京福電鉄嵐山本線の西院駅からは徒歩7分ほどの場所に、地元の人々が推薦する、ペット関連のいろんなお世話をしてくれる、力強い味方「斎藤先生」がいるとウワサに。日常のペットのケアを伝授してもらったり、犬らしさを大切に考えた、お出かけの際のドッグホテルなど、幅広いアイデアで、便利なサービスを提供している「薫風舎」。もう一つの家。もう一つの家族として。さりげなく寄り添う、そんな風のような存在になりたいと想い込めた、地元のペット事業をご紹介します。 既存の枠に捉われない、異業種からの挑戦 地方でサービスを立ち上げる人は、いつだって枠に捉われずにビジネスモデルを考えています。代表の斎藤さんも約27年間、様々な業界で会社員としてハードに働いてきました。いつも癒しを支えてくれたのは、側にいる家族、「愛犬」の存在。 長年における、犬との暮らしの中で、残念ながら「ペットも歳を重ねていくんだ…」という「ペットの高齢化」の課題に気づくことになった斎藤さん。この瞬間に、今まで見ていた景色が一変することになりました。対応できる製品、サービスがまだまだ少ない。むしろ高齢だからという理由で、サービスが受けられなくなる、という厳しい現実。長くても10数年しか一緒にいられない、かけがいのないパートナーに、最後まで納得のいくケアをしてあげたい!と気持ちを奮い立たせ、未経験のペット業界に飛び込む決心をしたのです。そしてまず最初に生まれたのが、移動式ドッグサロンでした。 京都わんこの拠点が壬生へ定着 移動式ドッグサロンから経験を積んだ後、いろんな縁がつながり、現在の中京区壬生に店舗を構えて「ドッグホテル」をスタートさせたのが2017年4月。同店舗内で「サロン」事業も順調にスタート。現在の「ドッグホテル&サロン」の形で、地元からも愛されるきっかけになりました。 薫風舎のホームステイ型の自由なペットホテル まず24時間スタッフ常駐なので、寂しがり屋さんで甘えん坊のワンちゃんにもぴったり。朝晩のお散歩が必ずついています。日中は1階のオープンエアのフリースペースでのんびりゆったり過ごせます。 他の犬が苦手わんこも多いのですが、吠えたり、固まったりする犬らしい特性は、集団で犬を関わらせることで慣らしていき、次第に、犬自身の性格も変わるといいます。犬同士の触れ合いは、犬らしさに働きかける、本来の良い影響を生む、という考え方に基づいています。ハードル、宝探しゲーム、体感トレーニング、ボウル遊びなど、いつの間にか犬同士がストレスなく、体を寄せて昼寝している安心している姿。こんな飼い主に普段見られない姿も見せてくれるのが、薫風舎のお預かりサービスです。 飼い主もにっこり、愛犬のSNSサービス 齋藤さんは、飼い主の心を誰よりも分かるオーナーさんです。地元から信頼される理由は、代表ご自身もペットを飼い、一緒に育てているという点。ご近所の皆さんと直接、小まめに連絡を取り合い、現場に常に居ながら、誰よりもケアに愛情を注いでおられるのです。 初めて「わが子」を、預けるお客さまに、不安を解消するように、愛犬がドッグホテルで遊んだり、散歩したりして、過ごしている様子を、動画で送ってあげたい。家族と離れる寂しさ。大丈夫かな、元気でやってるかな。やっと、旅先から、楽しそうに他の犬たちと戯れながら、遊び回る姿を確認できて、心から「罪悪感なし」に、旅が続けられるのです。 愛犬との京都旅の提案 薫風舎では、ご近所の愛犬のお世話屋さんのみならず、首都圏など、観光都市<京都>に遊びにいらっしゃる方々にも、サービスが開かれているのも魅力の一つです。 京都にはワンちゃんと一緒に泊まれる宿泊施設は、数年前はあまり多くなく、神社・仏閣、建造物などでは、ワンちゃんは一緒に入れない場合も多くあります。そこで、お泊まりのほか飼い主さまが観光やお食事、お買い物を楽しまれている間は、責任を持って一時、宿で預かったり、一緒に町歩きをするといった「ワンちゃんの外出」というサービスなど、臨機応変に対応しているそう。 齋藤さん「ワンちゃん同行が可能な神社・仏閣と不可の神社・仏閣について独自に調べ、お散歩セットの貸し出しなども行っています。飼い主さまのご旅行の間、例えば1週間なら1週間ずっとペットホテルに預けるよりも、一部の時間を共有するこの形のほうが、ワンちゃんも飼い主さまもより安心できるのではないでしょうか。」 常に、ペットを「家族」と考えているからこその、斬新なアイデア。ワンちゃんも、一緒に想い出を共有したし、違う土地で楽しみたい時代ですよね。「愛犬と一緒の京都旅サポート」という新しい価値観を提案されています。 最高のシャンプーで洗ってあげたい 最近では、京都の街にもおしゃれで素敵なトリミングサロンがどんどん増えてきましたが、基準の厳しい「化粧品」で許可を取得しているシャンプー使用しているお店はまだあまりありません。たくさんのワンちゃんと接していて、いつも悲しく思っていたのは、肌トラブルのあるワンちゃんの多いことでした。 動物病院の受診理由の上位は、皮膚炎だそう。齋藤さんは、ここでもこだわりを見せます。「ワンちゃんのお肌にとって、一番、優しい最高のシャンプーを使おう!」。遠くまであちこち探した末にやっと見つけ出したシャンプーは、何と京都のConfidante(コンフィダンテ)です。シャンプーとヘアオイルがセット。オーガニックで高品質な素材で、成分の半分が伊豆の椿油、4割はヒマワリの種子油。ナチュラルな、製造行程を経ており、安心安全です。その分、洗浄力、保湿力にも優れています。飼い主さまご自身が使っても問題なく、ワンちゃんが体をなめてしまっても、安心なのです。薫風舎ならではの、サロンとしての譲れないポイント、それがオーガニック・シャンプーです。 アイデア満載、楽しいサービスが次々に 2019年2月には「お客様の声」から生まれた企画、グルーミングスクール「愛犬お手入れデキル講座」が好評でした。異業種から参入した齋藤さんのオリジナルなアイデアが光ります。「愛犬のお洋服を作ろう」など、ペット関連の様々な講座、ワークショップはどこにも見当たらない、独自の企画が多いのも、みんなから選ばれる人気の秘訣です。最近では、新プロジェクトを立ち上げて、さらに多様なプログラムを用意されています。どんな企画にも、いつだって、大切な「ペット」という家族の「ケア」にこだわる姿が表れています。 「薫風舎」代表の齋藤さん曰く、「私の最大の強みは、『ペット業界での経験が浅く、素人の視点であること』。」だからこそ、既存の枠にとらわれず、新しいサービスを生み出せるはずだ、と話されます。まだまだ、可能性の枠は拡がりそうです。 「昔から動物介在療法に興味を持っていましたが、2020年秋に新しく、京都の女性起業家4人で「京都CADY」という、フレイル予防のための新しいプロジェクトを立ち上げました。コミュニケーション、アロマテラピー、ドッグ、ヨガ。4つの異なる分野を融合させることで五感を刺激する複合プログラムを実現させます。期待していてください。」 これからの「薫風舎」のビジョン 主に家の中で過ごす犬は、縮こまった気持ちや身体をときほぐす場が必要だと考える齋藤さん。 挑戦はまだまだ続きます。働く環境改善を目的に「オフィス犬」の派遣事業テストや、高齢者の方々を対象に「わんこふれあいフィットネス事業」もスタートさせるなど、事業拡大に邁進中。 これからも、ますます注目の、ご近所の「わんこのお宿」の薫風舎から目が離せませんね! ドッグホテル&サロン 薫風舎(くんぷうしゃ)基本情報 住所 〒 604-8841 京都府 京都市中京区 壬生東土居ノ内町30番2 アクセス 阪急線西院駅から徒歩約7分 京福電鉄嵐山本線西院駅から徒歩約7分 市バス四条御前駅から徒歩約3分 ※JR京都駅、二条駅から車10分 電話番号 075-963-6184 施設情報 女性トリマーの在籍/ペット写真撮影あり/感染症対策 HP https://kumpoosha.com SNS https://www.facebook.com/kyotokumpoosha/ https://www.instagram.com/kumpoosha/
地域の出会い場づくり「KYOTO LAUNDRY CAFE」西院ソーシャルスペース
「洗ってキレイ。食べてキレイ。ぐるぐる回る、人と人とのつながり。」 京都市中京区の阪急西院駅から最寄り5分。「住み良いまち」として「西院エリア」では、若い子育て世代のファミリーが増えつつ裏路地では昔ならではの風情も残っています。今おもしろい多目的カフェがあると聞きました。 マンション暮らしや戸建てファミリー、単身赴任や学生マンションなど、いろんなカタチで新旧世代の混在するこの地域に、ひときわ異彩を放ち、「KYOTO LAUNDRY CAFE」は存在します。コインランドリーがなぜソーシャルスペースなのでしょうか? コインランドリーといえば、賃貸住まいの独身層が利用するイメージの方も多いかと思いますが、近年コインランドリーを取り巻く環境が、利用者層や需要とともに変化しています。このコインランドリーも多様なお客様を抱えながら、周囲の中で、ご近所の「生活基盤の施設」の役割を果たしているといいます。 洗濯の概念が変わる 最新のコインランドリーは、全自動洗濯乾燥マシンなどを搭載しているので、家庭では洗えない羽毛布団などの大物洗いや、梅雨時期のカビ対策のためのガス乾燥機が便利だと評判です。また、「洗濯」の家事時間を短縮したり、待ち時間を有効に活用するなど、女性に限らず、高齢者の方々からも支持されています。特に高齢者の方は、自分で物干しまで階段を登って、洗濯物を乾かすという作業が、危なかったりと大変ですが、コインランドリーなら、洗濯の洗いから乾燥までワンステップで終わりなので、とても便利みたいです。 そんな、いろんな客層の方々が普段使いできるコインランドリーですが、ランドリーマシンの魅力のみならず、地域コミュニティの活性化の目的で、「イベントカフェ要素」を含みながら、カフェ運営していると聞きました。「西院わくわくプレイス」として、どのような点で、地域の「サードプレイス的」役割を担っているのでしょうか。 ソーシャルランドリースペース「KYOTO LAUNDRY CAFE」 西院の嵐電の線路沿いに佇む小さな店『KYOTO LAUNDRY CAFE』は、コインランドリーの合間にランチやカフェが楽しめる地元住民らの憩いの場所です。 ご近所の方も、社会人や学生さんも、年齢や国籍の垣根を超えて、みんな顔見知りになれるコインランドリー。誰もが利用する「ランドリーマシン」を仕掛けにした「空間づくり」は、コミュニティづくりの何に役立っているのでしょうか。実際に訪れて店長の山本さんにインタビューしてみました。 飲食店という概念を超えた「洗濯屋珈琲店」の挑戦 併設のランドリー空間が生活施設なので、気張らず、おしゃれカフェとは一線を画すという「KYOTO LAUNDRY CAFE」。家事を済ませながら、ほっと一息つける心地よい場所。洗濯屋珈琲店の姐さん「Rieさん」と呼ばれている店長は、「ランドリー空間は、とてもドラマティックなストーリーに満ちていますよ」と語ります。 続いて「2019年3月の開業以来、お洗濯物を片手に「一期一会」を楽しみ、人と人をつなぐ「ランドリーマルシェ」生涯教育としての「英会話カフェ」など、地域向けのイベントを次々と企画し、「小さな日常に楽しみ」をプラスしてきたと語るRieさん。具体的に、どんな用途でソーシャルスペースを運営されてきたのでしょうか? いろんなイベントでつなぐ「地域のサードプレイス」の可能性 KYOTO LAUNDRY CAFEはオープン以来、レストラン・カフェの概念を超え、いろんな取り組みを行ってきました。ご近所のママ友の集まりや地域の町内会にも利用されるなど、利用者の約8割はご近所さんです。 親子のベビーヨガのレッスンや英語・中国語・韓国語などの語学教室、毎週日曜日に開催される英会話の国際交流イベント「Meet Up Party」も定例プログラムとして人気です。シーズン別に合わせた「ハロウィンパーティー」や「クリスマス会」も毎年、キッズやご近所さんが、自然に一緒に楽しめるようなイベントとして地域に溶け込んできています。インタビュー時はクリスマスが近い時期。店頭に大きなツリーが飾られていましたが、よく見ると、「みんなで飾るツリー」と書いてあります。「うちのツリーは、通りがけの人や子供たち、犬の散歩の方や、介護施設の高齢者の方、カップルなど、いろんな人が飾つけて出来上がるんですよ。」とRieさんの一年の楽しみでもあり、近所の小さなクリスマススポットにもなっているみたいです。 単独で人気だったイベントでは、社会人たちの映画上映会「自主映画カフェ」や、音楽に酔って踊る「サルサダンスパーティ」台湾のナイトマーケットをイメージした国際交流型イベントで、外国フードとフリマと音楽の要素を混ぜた「夜市」。ご近所の方が出店し合うフリマやワークショップ体験ができる「ランドリーマルシェ」など。最近では、土曜講座的なお話会「まちづくり座談会」「みんなのSDGs」など、カラフルな50以上のイベントを企画・運営しています。 「地域づくり目指している感」その恥ずかしさを乗り越えて 「コインランドリーでなぜ!?」という意外性こそ楽しいとRieさんは話します。「みなさんの普通の日常の中で、それぞれの生活を過ごしていて、特段「意識高いコト」を抜きに、誰もが気軽に参加してみたいなと思えるイベントカフェでありたい。」 とくに西院エリアは、京都の中でも、「コインランドリーで、100円でも安く洗濯を済ませたい人が多い」といっても過言ではない、庶民的なエリアだといいます。「文化の香る、京都の左京エリアや北区のような、コミュニティ定着へ理解のあるエリアとは違って、西は西のやり方で「つながる」を目指さないといけない。」と話す姿が印象的でした。 キーワードを<なんか楽しそう>に置くと、アイデアがゆるい連携を生み出して、イベントをサポートしてくれる人が現れていく。ランドリーカフェのイベント時のスタッフは、常連さんということもよくあるそうです。 コミュニティレストラン「シェアキッチン」の挑戦 最近、京都ランドリーカフェで新たにスタートした「シェアキッチン」の取組みが、すごく新しくて楽しい!と評判です。 コロナ禍を経て、「密じゃない関わり」へと方向転換した社会情勢を背景に、「KYOTO LAUNDRY CAFE」は存在の見直しを迫られていました。対面の交流を避けなければならない、社会の流れが、店舗という「ハコ」を孤立させました。 常連の方も、次第に来店する回数が減り、目に見えて、お客さまが減っていく…。「場所が泣いている」と毎日嘆いたそう。いろんな補助金へもチャレンジし、そこで、さらにパワーアップかつ、コミュニティレストランの方向性を開花させることのできる一つの可能性に気づきます。「まちのキッチンの可能性」に目を向けた、「みんなのシェアキッチン」の手法です。 「シェアキッチン」は化学反応が期待できるまちづくりの次世代プラットフォームになれる。 KYOTO LAUNDRY CAFE Rie店長 このシェアキッチンは、誰でも街の人が気軽に1日カフェオーナーになれるシステムで、個性いっぱいのメニューで楽しいお店づくりができるというもの。時間制オーナー制度で、一回ごとのスポットでのチャレンジが可能です。ポップアップショップのように、期間限定の食堂をオープンする人がいたり、毎週の曜日を決めて、ランチ層の定着を図りながら<コミュニティづくり>の醍醐味に挑戦するオーナーさんが集まります。みんな「キッチン」を介して、「食」でつながるコミュニティレストランを実践しています。 いろんな背景を持つオーナーさんたちの「シェアキッチン」 新しい取り組み「シェアキッチン」は、コミュニティ型をベースに考えています、。『誰もが気軽に1日カフェオーナーになれる』を謳い文句に「みんなのシェアキッチン」として、いろんな彩りをカフェにもたらしてます。 今までの入店オーナーの例では、SDGsな生き方を目指し、将来的にお弁当配膳を福祉施設に立ち上げたい、和食オーナー「千のや」さん。不登校の子たちが集まる、いばしょかふぇの活動をきっかけに出会った大学生オーナーさん。環境保全を重要視し、安全・安心の食を届けるビーガン料理を手がけた、同級生たちの菜食レストラン。難病を患いながらも、無添加の食生活の素晴らしさを訴えるために「お惣菜屋」を立ち上げた「たまのごはん」。独自のメニューで、「キラッと光る想い」を、それぞれが提供している<シェアキッチン>には、無限の可能性があり、キッチンを通じて、様々な社会の課題と向き合っていて、それがすごく面白いです。 今後は、多様なルーツ・コミュニティの方々のカフェ営業や健康につながるこだわり食堂、食品ロス問題を扱うシェフ活動、地元の料理人ママキッチンなどの入店も叶えば ランドリーカフェ店長 RIEさん まちの問題や社会のコトを気軽に話し合うトークカフェの色を! カフェならではのアーティスト個展やランドリーマルシェなどの手作りワークショップに留まらす、「まちづくり」「SDGs」「ジェンダーレス」「哲学カフェ」など、一歩踏み込んだトークができるイベントカフェの姿を目指しているみたいです。近所にある身近な土曜講座的な #学べるランドリー として、多様なワークショップを開催予定です。いつでも学生インターンやまちづくり人材を募集しているので、一緒に企画するのも楽しいかも! 目指すのは「地域の出会いのプロデュース業」 […]
チョイチョイ団へようこそ!京都のコミュニティ紹介ブログOPEN!
「人とまち」が見える・チョイチョイ便利な情報 京都のつながるコミュニティ情報&まちづくり掲示板つくりたい。 「まち」には「人」がたくさん居て いろんな「人」がいろんな「活動」をしていますよね 京都のランドリーカフェで出会った皆さんも それぞれの場所でそれぞれの役割の「コミュニティ」を育んでいたのです あなたの関心事は、誰かの力になるかもしれない。 チョイチョイ団長 興味を「つなぐ」。悩みを「シェア」サイト。 すぐそばにある、ちょいちょい便利な「京都のコミュニティ探し」をヘルプ! ゆるーく繋がっていける、街の小さな団体さんを紹介します ちょっと誰かに、頼りたいとき。悩みをシェアしたいとき。ご近所にちょいと聞いてみましょう! ここに京都の「ご近所コミュニティ」ブログ開設を宣言します!